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プラント自律制御AI(FKDPP)が 「第52回 日本産業技術大賞」の最高位「内閣総理大臣賞」を受賞
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)は、当社と奈良先端科学技術大学院大学が共同で開発した「プラント自律制御AI FKDPP(アルゴリズム名:Factorial Kernel Dynamic Policy Programming)」が、日刊工業新聞社が主催する「第52回 日本産業技術大賞」の最高位となる「内閣総理大臣賞」を受賞いたしました。
FKDPPは強化学習技術を使ったAIアルゴリズムであり、既存の制御技術を適用することが難しく手動制御を行っている箇所の自律化を目指すものです。奈良先端科学技術大学院大学と共同開発したAIアルゴリズムと、プラント操業や制御に関する当社のノウハウを組み合わせて実用化し、実証試験では化学プラントの蒸留塔において手動制御がされていた箇所の自律化に成功しました。このたび、これを開発した当社および奈良先端科学技術大学院大学と、横河デジタル株式会社(横河電機100%出資子会社)が共同で本賞を受賞しました。
「日本産業技術大賞」は1972年に創設されました。毎年、その年に実用化された革新的な大型産業設備·構造物や、先端技術の開発、実用化で顕著な成果をあげた企業·グループを表彰し、産業界や社会の発展に貢献した成果をたたえるとともに、技術開発を奨励することを目的としています。
当社は今後も、お客様の課題解決を支援する技術を開発し、産業の発展に寄与していきます。
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